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[夜長屋本舗]

2007年10月09日

●過剰な彼女

ニャンコが家に来てから早7ヶ月。

当初の荒れっぷりから一転、今ではデレデレのストーカーに変貌した彼女。

どうやら私をロックオンしたらしく
みーてーるーだーけー
この視線の先には常に私が(((( ;゚Д゚)))

トイレに入ってもお風呂に入っても、いつも扉の外ではニャンコが出待ち(ノ∀`)

寂しくなると床を掘りながら鳴きまくる。

愛されてるって実感できて嬉しいけど…嬉しいけど…もう少し軽めの愛をクダサイorz

そんなニャンコのある日の一枚。

舌全部出し

いつものように私に抱きつき、ベロベロ舐めまくっていた時
「ニャンコ」「ん?」
呼びかけた私に返事をした彼女、その瞬間に舌を出していたことを忘れたらしい(笑)

それにしても出すぎ。
高画質でもう一枚
あまりの可愛さに相方がもう一枚激写。

ちなみに、ヨシムネの舌出しはこれくらい(`・ω・´)
つつましい舌出し

熟女は色々大胆だ(*´∇`*)

Posted by non at 16:54 | Comments [1] | Trackbacks [0]

2007年06月29日

●ぐでーん

毎日蒸し暑い日が続いております。

皆様いかがお過ごしでしょうか?

暑さに強い・弱いが生まれ月と関係あるのかはわかりませんが

冬真っ盛りの二月に生まれた私、暑さには滅法弱いです。

この時期の主食はトマト&スイカ。

水膨れでチャポチャポ鳴るお腹が標準装備です。

さて、暑さに弱いのは何も人間だけではないようで。

我が家のネコズもご覧のとおり、ほどけまくってます。

だるーん。
あづい…

ぐねーん。
あづすぎる…

熟女な分、ニャンコの方が若干恥じらいを感じる体勢ですねd(゚∀゚*)

体調を崩しやすいこの時季、皆様にはご自愛くださいな(*´∇`*)

Posted by non at 00:02 | Comments [5] | Trackbacks [0]

2007年04月14日

●あけましておめでとうございます

新年度おめでとうございますm(__)m

最終更新日が去年だったりするけどキニシナイ。

丸々4ヶ月以上更新していない気がするけどキニシナイ。

寒い冬を飛び越して季節はすっかり春!

MY脳みそも全面的に春です(*´∇`*)

まっすぐ上を目指すツクシの健気さにほのぼのし

甘い沈丁花の香りに幸せを噛み締める今日この頃。

裏庭では白木蓮が花の盛りを迎えております。
満開(*´∇`*)
で、家の中はというと。

戦場です(ノ∀`)

今を去ること1ヶ月前。

諸事情ありまして、相方の実家からお猫様がいらっしゃいました。

御年15歳、妙齢をちょびっと飛び越した彼女

名前はニャンコ(命名:相方'S母上)。
ニャンコです(`・ω・´)
あまり使用していない一室に新品猫トイレ・隠れ家兼食事場所を設置し、

相方実家からニャンコ愛用のコタツを運び込み

万全の準備でお迎えいたしましたが

本猫様はかなりお怒りのご様子。

日がな一日コタツに引き篭り、ドアが開いたと言っては毛を逆立てて怒り

目の前を人間の足が通ったと言っては耳を寝かせて怒り…

お前は反抗期のヤンキーか、と突っ込みたくなるくらい

全てにブチ切れ、全てに噛み付くニャンコ。

どーしろというのだorz

一時は相方が「もうこの子を育てていく自信がない 。゚(゚´Д`゚)゜。」と

泣きを入れるくらいの荒れっぷりでした。


そして現在。

どうやら我々に対しては怒りが一段落したらしく

ニャンコさん、今はひたすらヨシムネにブチ切れています。

及び腰であちらこちらを探検するニャンコの後を

ひたすらついて回る健気なヨシムネ。

そのヨシムネに、般若の形相で「シャー!」と威嚇するニャンコ…

仲良くしてくれよorz

珍しくツーショット
緊張の瞬間
…と思いきや、この後やっぱりブチ切れるニャンコ様の姿がありました。

ヨシムネの春は遠い(´-ω-`)

いいんだ…別に…

Posted by non at 18:36 | Comments [4] | Trackbacks [0]

2006年10月15日

●流血の日曜日

それは今朝のことでした…。

シャワーを浴びて浴室から出てきた私を待っていた殿。

彼は何故か風呂上りの水滴が残る背中におんぶされるのが

大好きで、どうやら今朝もおんぶ待ちをしていたらしいのです。

いつもは殿のために、乗られる人間が身体を屈めて協力するのですが

今日のヨシムネは元気が有り余っていたらしく…

「これ以上は待ちきれないっ!」とばかり

立っている私の身体を天然スパイクガンガンに効かせて

一気に駆けのぼりやがりました 。゚(゚´Д`゚)゜。

「ちょっ!ヨシムネ、だめっ!っいたっ…痛いって!!痛いってっ!!!っあ゛~~~…」

で、どうなったかと言うと。

直立している人体に猫の留まる所などあろうはずもなく。

登頂に失敗した彼は、今度は爪を立てたまま垂直にずり落ちていきやがりました…。

「っ………………!!!!!(痛みに悶絶中)」

被害報告。

直線…(ノ∀`)

ちなみにこれは一番軽傷です。

やはり彼の最終目的地だった背中の被害が甚大で、相方に見てもらったところ

「(((;゚Д゚)))<血が…」

と同情されましたorz

↓ 現行犯逮捕のヨシムネ

僕には何のことだかさっぱり

Posted by non at 13:43 | Comments [10] | Trackbacks [0]

2006年09月08日

●爆睡

下のエントリーでご覧いただいた激写から約30分後のヨシムネ。

寝てます。


果報は寝て待て…

Posted by non at 17:14 | Comments [2] | Trackbacks [0]

●決定的瞬間

ヨシムネさん、座り方がおっさんくさいですよー

ヨシムネさん、舌出てますよー

ヨシムネさん、ツッコミどころ満載ですよー


「え…?何…?」


座椅子に座って毛づくろい中を激写(`・ω・´)

この後約15分間、舌は出しっぱなしでした…(ノ∀`)

Posted by non at 11:48 | Comments [6] | Trackbacks [0]

2006年05月17日

●絵心

妹がヨシムネを描いてくれました。

特徴を捉えた、心の篭った絵だと思います(*´∇`*)

本猫より猫らしい

ありがとう。

大切にするね♪

Posted by non at 21:37 | Comments [4] | Trackbacks [0]

2006年05月16日

●ぐてーん

通り道に灰色の塊発見。

またいで通ろうとしたら睨まれました。

ヨシムネ、伸びすぎだよキミ。

関所…かもしれない

Posted by non at 23:29 | Comments [0] | Trackbacks [0]

2006年05月07日

●強奪

今日一日誰も居ない家でまったりのんびり過ごしたヨシムネ、あっさり昨日一昨日の悪夢は記憶から抹消されたようです(笑)

それ自体はとても喜ばしいことなのですが…暴れん坊ぶりも復活(´・ω・`)

ヨシムネ、それ私のスイカだよ… 。゚(゚´Д`゚)゜。
現行犯

Posted by non at 00:36 | Comments [2] | Trackbacks [0]

2006年05月06日

●ヨシムネの受難

4日の夜から我が家はチビッコの来襲を受けました。

3歳の姪と2ヶ月の甥を連れて弟一家が泊まりに来たのです。

まだまだ寝るのが仕事の甥はさておき、元気溌剌の姪…とても明るくかわいらしい子なのですが、ヨシムネは彼女が大の苦手(´・ω・`)

猫は子供を苦手とする場合が多いようです。甲高い大声や予測のつかない行動が変化を嫌う猫を怯えさせる、と本には書いてありました。

ある程度大人の猫は『諦観』と額に書いたような顔で子供の相手をしてくれます。

↓『諦観』と書いてある例(参考画像:実家のチビ♂10歳)
特別出演

が、ヨシムネはまだまだ子供。

「ねこちゃん!よしむね!!にゃーにゃー!!!」

と叫ぶ3歳幼女は恐怖の対象でしかないようです。

結局弟一家が滞在した4日夜~5日夕方にかけてヨシムネの姿を見ることはほとんどありませんでした…orz

どうやらベッドの下・ソファのうしろ・カーテンのうしろ・棚のうしろ、と裏街道を転々としていた模様。目撃証言によると背中の毛を逆立てながら灰色の弾丸のように陰から陰へ渡り歩いていたそうな 。゚(゚´Д`゚)゜。


ビビリもすぎるんじゃありませんか、殿…。


やっと闖入者が去りほっと一安心で丸くなる、の図
激しくアンモナイト

Posted by non at 03:24 | Comments [2] | Trackbacks [0]

2006年03月29日

●誕生日

去る3月26日はヨシムネ1歳のお誕生日でした。

「誕生日だねー♪」「誕生日誕生日ー♪」
と浮かれていたのは人間だけ、という話もありますが(笑)

浮かれた猫バカが用意したお誕生日三点盛りオヤツ

豪華三点盛!

「よーわからんがくれるなら食うぜ!」の勢いでむさぼり食う殿

ガツガツガツ

10分弱で完食しました。

ヨシムネ、元気でいい子に育ってくれてありがとう。

これからも末永くよろしくね。

Posted by non at 02:01 | Comments [6] | Trackbacks [0]

2006年03月05日

●窓際族

今日はとてもいい天気でしたね。
外を歩くと空気に春の気配を感じるようになってきました(*´∇`*)

今日のように天気が良い日は、我が家の2階窓から遠く連なる山並みが見えます。

日々ロッククライミングに勤しむ殿も、本日は登頂の感動を味わいながら(?)雪を冠した山々に見惚れておりました。
登頂成功

Posted by non at 23:06 | Comments [0] | Trackbacks [0]

2006年03月04日

●殿、ご無体な 。゚(゚´Д`゚)゜。

アパートから一軒家に引越して一番変わったこと。

それはヨシムネの筋力。

一日に階段を何回も何回も何回も…(略)上ったり下りたり上ったり下りたり上ったり…(略)もうとにかくすっごい運動量なんです。
めきめき筋肉質になり、歩き方は擬音で言うなら「のっしのっし」。
去年までのスマート箱入り息子から一転マッチョメンになった彼は、家の中すべてを探検しないと気が済まないらしく、今日も今日とて家中所狭しと駆けずり回っております。

駈けずり回るのはいいんです。スピードを出しすぎてカーブを曲がりきれず家具に激突して逆ギレするのもまぁいい。階段を下りる私を追いかけて足元にまとわりつき、よけ切れなかった私が階段から落ちそうになるのもまぁいいでしょう。

頼むから高窓めざして壁を登るのヤメてください…orz

ロッククライミング証拠写真(暗くてごめんなさい)↓
爪痕無残
窓の下の壁はほとんどがこんな状態です。
…同居人が卒倒するかもしれないのでこの惨状はまだ伝えていません…。・゚・(ノД`)・゚・。

防止策として高窓の下に殿用踏み台を置いたり、爪をまめに切ったりしているのですが…完全には防止できていないのが現状です。

本日悩みながらのネットサーフィンでこんなの見つけました。
いろんなものがあるのね…。

ただ、基本的にはあるがままの姿で居て欲しいというのが本音なので、これを使うことはないだろうなぁ。

( ゚Д゚)<壁紙がはがれたら新しい壁紙を貼ればイイジャナイ

と、言うことでヨロシク、相方(笑)

Posted by non at 21:44 | Comments [2]

2005年10月28日

●みゅう

2005年10月24日午前3時

実家の猫が永眠しました。享年12歳。
この記録をもって彼女への追悼の意とします。

本当は「小説か!」っていうくらい長い長いテキストを書き綴りました。でも言葉を重ねれば重ねるほど、本当に言葉にしたい核の部分がだんだんぼやけてきてしまって…かけがえのない命を悼むのに言葉はいらないと痛感しました。

伝えたい言葉はたったひとつ。


ありがとう

MYU.png
Posted by non at 23:01 | Comments [0]

2005年08月31日

●ディープな…

いきなりですが下に

キス [kiss]
(名)スル
(1)接吻(せつぷん)。口づけ。キッス。
(2)ビリヤードで、一度触れた玉と玉とが再び触れ合うこと。キッス。

の種類を述べたいと思います。ちなみに (1)せつぷん の種類です。

◇ソフトキス
バードキス…小鳥のように唇だけを突き出してお互いチュッチュチュッチュと唇を交わすキス
サンドウィッチキス…互いの唇が上下交互に重なるように互いに軽くはさむキス
ピクニックキス…舌先を突き出してお互いの舌を付き合わせる。チロチロすると刺激的なキス

◇ディープキス
カクテルキス…口と口を隙間無く合わせ深く舌を絡ませあったり吸いあったりするキス
歯茎攻めキス…相手の歯茎の裏側や前歯の歯茎部分の間に舌を入れなぞるキス
タング・トレインキス…舌を交互に出し入れしながら自分の口に入ってきた相手の舌を吸うキス

調べてみると(←暇人…)結構色々な種類があるんだなぁーとびっくりしました。
というか、なんでいきなりキスの種類を、とそちらが気になる方もいらっしゃると思います。

実は最近…

殿が激しいんです(*ノノ)

朝起きるとベロンベロンに私の口の周りを舐めまわし、あろうことかディープキス(歯茎攻めキス)を執拗に迫ります。

………イタイ………

のけぞって逃げようとすると両手(前肢)で顔面を押さえつけてなおもベロベロベロベロ…

痛いってば。・゚・(ノд`)・゚・。

ウチの猫は犬なのだろうか?との疑問が浮かんでは消え、消えては浮かぶ今日この頃なのでした。


おまけの今日の殿
yosi5.jpg
珍しく猫っぽいポーズ。

Posted by non at 01:45 | Comments [0]

2005年07月24日

●あなたが噛んだ…

1 あなたが噛んだ 小指が痛い
  きのうの夜の 小指が痛い
  そっとくちびる 押しあてて
  あなたのことを しのんでみるの
  私をどうぞ ひとりにしてね
  きのうの夜の 小指が痛い

伊東ゆかりさんの「小指の思い出」です。発売年はかなり前なのですが、1991年に柴田恭兵さん主演のドラマ主題歌になっており、当時いたいけな少女(笑)だった私は、このドラマで初めてこの曲を聴きました。ま、当時はいたいけな少女だったので正直意味がサッパーリ分からなかったワケですが…久しぶりに聴くと、深いワァ…(*ノノ)
で、今調べてみるとこのドラマ、野沢尚さん脚本だったんですねぇ。なんか納得(笑)

とここまでが前置き。毎回このパターンですみません(´・ω・`)

さて本題。最近暴れん坊将軍が前にも増して暴れん坊で大騒ぎです。
で、噛むは引っかくは猫キックぶちかますはでもぉタイヘン。
私も相方も毎日身体中傷だらけです。

でも必死に噛む姿や、そのあと「ごめんね」と舐めてくれる時の姿を思い出すと可愛くて、ついつい仕事中ニヤニヤしてみたりして。
やばいわぁ…私ってばヘンタイじゃなかろうか。

そんな危機感を募らす私の脳裏に流れるのは、伊東ゆかりさんの哀切でセクシーな歌声なのです。

今日の殿
yosi3.jpg
メッチャ狙ってます。

Posted by non at 00:24 | Comments [0]

2005年07月12日

●雨の日の猫は…

日本全国じめじめしとしと梅雨真っ只中です。こう天候が悪いと体調も悪くなりがちですが、皆さん大丈夫でしょうか?
私は…しっかり寝込みました。相方がまずダウンし「夏風邪ってバカがひくって言うよねー」などと嘯いていたら、貰いましたよ、夏風邪orz
いいもん、どうせばかだもんっ。・゚・(ノд`)・゚・。

閑話休題

加藤由子さん著の「雨の日の猫はとことん眠い」という本がありますが
うちの殿も猫の例に漏れず眠いらしく
yosi1.jpg
こんなんなって寝てます(笑)

キミは本当に寝相が悪いナァ…

Posted by non at 23:16 | Comments [0]

2005年06月26日

●心の洗濯

暴れん坊将軍が我が家に来てから早1週間。
家の中をすべて探検し尽し、なんとなーく「ここが家だ」と認識した模様。念願の猫が居る生活が始まりました。
とても元気で甘えん坊なかわいい暴君。ただ、生まれつき肌が弱く、今も真菌のせいで耳や身体の毛の一部が抜け落ちている状態で、痛々しいです。一日2回、獣医さんに出してもらった塗り薬を患部に塗布しなければなりません。
私もネットサーフィンで真菌に対する情報や対策を集める毎日です。
そんな検索漬けの中で拾ったすごくイイ話、どうしても情報として残しておきたいので、勝手ながらコピペします。
まずかったら削除しますので、ご一報ください。

11年前の2月、何も無い湖の駐車場でガリガリの猫が寄ってきた。 よろよろと俺たちの前に来るとペタンと腹をつけて座った。

動物に無関心だった俺は「キタねー猫だな」と思っただけで、他に何とも思わなかった。
猫を飼っていた彼女がその猫を撫でながら言った。
「こんな所にいたら病気で死んじゃうね」
単細胞の若者だった俺は頭にきた。
「何、こいつ病気なのか?死ぬと分かってて放っておくのは殺すのと一緒だろ!何言ってんだオメー」

ドライブは中止。そのまま膝の上に乗っけて車を運転して帰った。顔は目ヤニだらけ、鼻水で鼻はガビガビ、尻から出てきた回虫が俺のズボンの上を這っていた。くしゃみで車のドアはベトベト、コホコホ咳をして、痰でゴロゴロいっていた。
「どうするの、その子?」
「治るまで俺が飼う」
「じゃあ名前は?」
「うーん…痰が詰まってるから…痰助」
「変な名前」
「うるせー」

獣医に寄って虫下しと風邪の薬などを貰って帰った。風呂場で綺麗に洗って、とりあえずシシャモとちくわを食べさせた、腹がカチカチになるまでがっついていた。

ペットは駄目なマンションだし、治って暖かくなったら逃がすつもりだったが、1週間で方針を変えた。あっという間にまるまると太り、誰が見ても目を細めるような人懐っこい顔になり、夕方になると俺の帰りを玄関に座って待つようになった。

もともと飼い猫だったようで、トイレは最初からできた。車に乗るのが好きな変な猫だった。人間も同じだろうが、食べ物で苦労したせいか、すごい食いしん坊だった。冷蔵庫が開く度にダッシュで駆けつけ、何もくれないと分かると、わざと歩くのに邪魔な所に寝そべって俺に抗議した。かつては歴戦のツワモノだったようで、耳は食いちぎられて欠け、しっぽは折れたまま曲がり、ケガの跡のハゲがあちこちにあった。
当時は分からなかったが、そうとう歳をとった猫だった 。歯が何本も抜けていて、筋肉も細かった、一日中じっとしていた、食べる時以外に走ることはなかった。

ちょうど一年後、俺は痰助の誕生日を勝手に決め、仕事帰りに誕生日プレゼントとして一個千円のカニ缶を買って帰った。
普段は脇目も振らずに食べる痰助が、その日は一口食べるごとに俺の顔をじっと見ていた。
「なんだよ、俺でも食った事ないんだぞ。早く食わないと俺が食っちまうぞ」
いつもどおり缶の底がピカピカに光るまで食べたのだが、無理をして食べているように見えた。

誕生日の二,三日後、食欲が無く朝からぐったりしているので、いつもの獣医に連れて行った。
検査の結果、腎臓がかなり悪い事が分かり、即日入院となった。

先生が抱き上げようとすると、必死に俺の肩に登ろうとした。
先生に抱かれて診察室の奥の部屋に行くとき、ガラスのドア越しに見えなくなるまで俺をじっと見続けていた。

あのときの哀しい眼差しを、俺は生涯忘れる事はないだろう。

雪のちらつく朝、痩せた体に一輪の花を乗せて、痰助は大好きな車で俺と一緒にうちに帰った。
大工の弟に頼んで作った小さな棺に俺の写真と大好物だったちくわを入れて、痰助に出会った湖の桜の木の下に埋めた。
 
今となれば分かる。
湖からの帰り道、あれは痰が詰まっていたのではなく、嬉しかったんだと。

今日も壁に掛かったコロコロのたんすけが行儀良く座って俺を見ている。

お前がいなくなって十年経った今でも寂しいけど、それは俺の勝手だから我慢するよ。

変な名前付けて悪かったな、たんすけ、
でも今うちにいるお前の後輩も変な名前だから、勘弁しろよ。

Posted by non at 02:11 | Comments [2]