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あらすじ

幼くして両親を失ったピーター・パーカーは伯父夫妻に引き取られ、ニューヨーク郊外のクイーンズに暮らしていた。
ごく普通の高校生ピーターの目下の関心事は幼なじみで同級生のメリー・ジェーン(MJ)。

しかし勉強はできるものの華やかさのない彼にMJは高嶺の花。
「トロいやつ」「クラいやつ」と同級生に馬鹿にされているピーターの唯一の友人は、巨大軍需企業の経営者で天才科学者でもあるノーマン・オズボーンの息子、ハリーだけだった。

そんな或る日。
課外授業で遺伝子を組み替えた“スーパースパイダー”の見学に行ったピーターは、逃げ出した蜘蛛に刺されてしまう。

すると彼の身体に異変が起こり始めた!
動体視力や跳躍力が驚異的にアップし、手首からは強靭な蜘蛛の糸が飛び出し、天井やビルの壁面も自在に動き回ることができるようになったのだ。

MJの気を惹きたいピーターはこの能力で賭けレスリングに優勝し、車を買うことを思いつく。
伯父のベンは浮ついた様子のピーターを諭そうとするが聞く耳を持たない彼は試合に出場、見事優勝を果たす。
ところがプロモーターは賞金を渡そうとしない。騙されて怒り心頭のピーターはプロモーターの事務所に押し入った強盗の逃走を手助けしてしまう。

しかし何とその強盗が居合わせたベン伯父を殺害。
「あの時自分が強盗を見逃さなければ・・・」ピーターは心の底から後悔し、苦しむこととなる。

やがて高校を卒業したピーターはマンハッタンでハリーと共同生活を始め、女優を夢見るMJも同じくマンハッタンで生活をしていた。
正義に目覚めたピーターは、スパイダーマンとなって街に巣食う悪を懲らしめ、その姿を自ら撮影してゴシップ紙に売り込み生計を立てていた。

時を同じくしてハリーの父親ノーマンにも劇的な異変が訪れていた。
軍事目的で開発した新薬を自ら服用した彼は、副作用で二重人格となり、邪悪な人格が世界征服を企むグリーン・ゴブリンという怪物を生み出してしまったのだ。

マンハッタンの街にグリーン・ゴブリンの魔の手が伸びる。その前に人々を守ろうと立ちはだかるスパイダーマン。
互いの正体を知らぬまま善と悪の熾烈な戦いが摩天楼上空で始まろうとしていた・・・。

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