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あらすじ 南アイルランドに浮かぶ小さな島の中にあるこれまた小さな村タリーモア。人口52人のこの村は豊かな自然に囲まれて、ゆっくりと平和に時間が流れていた。 この村の住人ジャッキーは大の宝くじファン。今日も今日とてテレビの前でくじを握り締めジャッキーは祈る。 ・・・ジャッキーは黙ってくじを破り捨てた。 翌日、ジャッキーは新聞を見て驚いた。この村の誰かが一等を引き当てたという。おこぼれにあずかろうと、ジャッキーは友人のマイケル、妻のアニ―と共に当選者探しを始める。なかなか見つからない当選者。ほとんど諦めかけた時、アニーが気付く。 「ネッド・ディヴァインの姿を見ていないわ」 きっとヤツが当選者に違いない!嵐吹きすさぶ中ジャッキーはネッドの家へ向かう。ネッドは家にいた。 ネッドの左手には当たりくじ。そして・・・ネッドは笑みを浮かべたまま息絶えていた。大きすぎる幸福に出会い、彼はぽっくり昇天してしまったのだ。その夜、ジャッキーは夢を見た。ネッドがしきりにジャッキーに食べ物を分け与えようとする。目が覚めたジャッキーは思う。 「身寄りのないネッドがわしらに賞金をくれるというお告げだ!」 賞金の受け渡しには当選者の身元確認が必要。ジャッキーはネッドになりすまし賞金を受け取ろうと画策する。ダブリンからやってきた花粉症の宝くじ調査員は人の良さそうな男。彼はにこやかに告げる。 「今回の賞金は6,894,620ポンドです(約12億円)」 調査員はつけくわえた。 「あなたが間違いなくネッドかどうか村の人たちに確認しなければなりません」 さあ大変!計画は果たしてどうなる!? |
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